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挙式を考えるあなたに、和婚の魅力と考えること

 

めまぐるしく変化する時代の流れの中で家族のありようや結婚に対する考え、スタイルもさまざまに変化してきました。けれどその一方で、一生一度の想い出作りの場としても、家族や友人、親戚などの自分を今まで見守ってきてくれた人たちとの絆を再度確かめ、新たな旅立ちへと向かう場としても「結婚式」の持つ意味合いがよりいっそう強まってきています。

そんな中、「古くて新しい」スタイルの挙式として注目を集めているのが古式ゆかしい和装に身を包んで式を挙げる「和婚」。典雅で美しい白無垢や伝統美に裏打ちされた和服の花嫁の美しさは、挙式から何年、何十年が過ぎた後でも決して「一昔前のスタイルね」などと苦笑しながら振り返る必要の無い絶対的なもの。

そんな「和婚」での挙式をお考えの方に、日本人ならではの美を生かした「和婚」の魅力をお伝えします。

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今注目の和婚とは

以下、「和婚」について説明していきたいと思います。

和婚とは?

「和婚ウェディング」や「和婚ブーム」など最近よく見かける「和婚」の文字。なんとなく「和装で挙げる結婚式全般」のことぐらいに捉えている人も多いのでは。

「和婚」と呼ばれるウェディングスタイルでは確かに和装を着用しますが、単に挙式の際に着るものが和装である、というだけでは、お色直しのときの和装や「和風スタイル挙式」との区別があいまいなまま。

果たして「和婚」と呼ばれる結婚式はどんなものを指すのでしょうか。

どんな結婚式だと「和婚」なの?

いわゆる「和風ウェディング」と「和婚」の最も大きな違いは挙式を神社・仏閣で挙げるということ。「結婚式専用建物」内に設けられた神殿スペースを利用しての挙式は厳密には「和婚」にカウントしない、というのが現在の主流となっています。

和婚が選ばれている理由

挙式は神社・仏閣で、披露宴は別会場で、となることが多い和婚。移動や着付けなど「面倒では?」という危惧がある人もいるかも知れません。

確かに同じ建物内ですべて完了するスタイルの結婚式に比べれば、多少の手間は否めませんが、それを上回る魅力や感動が待っているのが「和婚」を多くのカップルが選んでいる理由なのです。

神社やお寺の魅力

ではそんな神社やお寺での挙式の魅力とは何かと言えばまず挙げられるのは、結婚という「人生最大の節目」の場所として日本人のアイデンティティーにしっくりとくる場所である、ということではないでしょうか。

普段は特段意識していなくても、私たち日本人にとって神社やお寺は、生まれる前の「安産祈願」から考えれば、「お宮参り」や「七五三」、「合格祈願」や「初詣」など、人生の節目節目で、祈りを捧げてきた場所です。

そうした「人生の節目」の中でも、最も大きな節目の1つと言える結婚を神社やお寺で行うということは、自分が選んだ人と共に手に手をとって、これからの新しい人生に足を踏み入れていく第一歩にまさにふさわしい場所といえるのでは。

また、神社やお寺のある場所の多くは長い歴史に裏打ちされた豊かな自然環境に恵まれた立地が多く、ビルや建物の中では感じることのできない美しい日本の四季折々の自然美をじかに感じながらの挙式が行えます。

さらに、自分が挙式した想い出ある場所に対する感慨はひとしおですが、ある意味流行に左右されがちなホテルや結婚式専門会場は、その途中で不幸にも閉鎖されたりするなどの残念な結果になることもままあります。

しかし神社やお寺での挙式ではそうした心配の必要はなく、祖父母の代からのゆかりの神社での挙式や、新郎や新婦がお宮参りや七五三で訪れた想い出の場所で、新たに「挙式」という家族の歴史の1ページを刻むことや、先々子供を授かったときの安産祈願などの次世代へと引き継いでいく想い出の場としていくことも。

そうした神社やお寺の由緒とは別に自分たち家族のファミリーヒストリーの場所として「絆」を振り返ることも出来る場として今、改めて神社やお寺での挙式が人気となっているのです。

和婚をするときに考えること

女性の和装

結婚式の主役は何と言っても新婦。「和婚」でも当然新婦の美しい和装衣装が欠かせません。一般に「和婚」の際は白無垢と色打掛のいずれかを選択する場合がほとんどです。

純粋無垢を表しながらも「これからは(婚家の家風に沿うような)色に染まります」という決意を示す衣装として、最も人気のある白無垢。遠目には白一色に見える白無垢ですが、花嫁の幾久しい幸せを祈って吉祥の織り柄となっており、それに身を包んでの挙式は新婦にもそれを見守る列席者や新郎にも特別の感慨を与えてくれます。

それに対して「色打掛」は金糸銀糸で華やかに埋め尽くされた刺繍が印象的。その柄1つ1つに込められたおめでたい意味合いが、華やかな中にも「喜びの場」にふさわしい品格をかもし出してくれます。

また衣装や小物の手配一式をレンタル業者に依頼する場合でも、直接肌身につける襦袢や足袋などは自分で用意するケースがほとんど。

人の目に触れることはないこうした肌着類は、新郎の分も合わせて、一緒に呉服店やデパートなどに買いに出かけたり、デパートのオンラインショップで購入するのも挙式に向けた楽しい想い出作りの1つになります。

男性の和装

「和婚」での新郎の和装としてまず思い浮かぶのが黒紋付。この紋付の「紋」が示すのはもちろん家紋のことで、本来は新郎の家紋を用いるものですが、自前で衣装を用意した昔とは違い、レンタル衣装の多い昨今では「通紋」と呼ばれる「家紋」に関係のない紋があしらわれたものを着用しても礼を失したことにはならないので心配ありません。

また列席する新郎側の男性陣全員が紋付を着る、というような場合は、「貼り紋」と呼ばれるシール状のものをあらかじめ用意しておいて、家紋を揃えるというのも素敵です。この「貼り紋」はネットなどでも比較的容易に購入できますが、衣装をレンタルする業者に相談してみるのも1つの手です。

女性の和装の髪型

「和婚はあこがれるけれど、髪型に関しては洋装より大変そう」という気がかりがあるという人もいるのでは。しかし最近では白無垢、綿帽子という伝統スタイルの和装でもあえてかつらを用いずに、自分の髪を生かしたライトな日本髪やボブスタイルで式を挙げるという人も。

また、かつらも一昔前のように重々しいものばかりではなく、より軽量で新婦の横顔や後姿まで引き立ててくれるようなものが増えていますので、心配なようであれば、まず「和婚」の着付けや美容を手がけている美容院などに相談してみては。

親族や列席者の和装・髪型

挙式に参加する参列者の衣装としては、未婚女性、既婚女性、さらに年齢などによって礼装として着用するべき衣装が決まっています。

一般的には五つ紋の第一礼装が両家親族としてふさわしい、とされていますが、結婚式のしきたりや考え方には土地柄なども影響しますので、事前に新郎側新婦側ともにきちんと申し合わせをして決めておく方が後々にせっかくの式に水を差すようなことになるのを防ぐ意味合いからもおススメです。

また友人に参列してもらう際には、挙式会場の格式に対して礼を欠いた形になって本人に恥をかかせるようなことにならないように、あらかじめドレスコード(服装規定)を招待状に明記しておくことも大切な心配りです。

結婚式の演出

和婚の演出としてまず挙げられるのは雅楽の演奏ではないでしょうか。会場となる神社によっては初穂料に雅楽の生演奏費用も含まれる場合もあるので、雅楽の調べに包まれた挙式を希望するカップルの場合は、あらかじめそうしたサービスのある神社を選択するのも素敵ですね。

また、残念ながら当日結婚式に来られなかった人に見せたい、記念に残したいと写真撮影をしたくなるものですが、神社は何より礼節を大切にする場。厳かな挙式進行を妨げるようなシャッター音の連続やフラッシュは神への冒涜に当たるとして禁じられているところも。

いつもの感覚でのスマホの持ち込み等も思わぬトラブルの原因になりがち。提携しているプロのカメラマンの紹介を受けることができる神社などもありますので、自分たちで勝手に判断せず、まずはきちんと神社の取り決めを聞いておくことが大事です。

和婚を挙げたい二人におすすめの式場5選

結婚

あこがれの京都での和婚をより身近にかなえたいなら「長岡天満宮」

いにしえの都、京都。修学旅行や旅番組、友達との旅行などで訪れたことがあるという人も多いのでは。そんな「和文化」の象徴の1つである京都での和婚をより身近にかなえたい2人におススメなのが、京都市と隣接している長岡京市にある「長岡天満宮」です。

つつじや紅葉の名所としても名高い「長岡天満宮」は「天満宮」の名前が示す通り、菅原道真を祀った由緒正しい神社。さらに美しい庭園の広さは約20,000坪。阪急長岡天神駅から徒歩10分、京都縦貫道の長岡ICからも約5分というアクセス便利な立地でありながら、非日常感あふれた荘厳な雰囲気の中での式が挙げられると地元でも人気の式場です。

さらにうれしいのは冷暖房完備のため、高齢の参列者や妊婦など特に体調面の気遣いが必要な参列者の方にも参加していただきやすい点。四季折々の京都の自然を愛でながらの和婚を満喫していただけます。

住所: 京都府長岡京市天神2丁目15-13
電話: 075-951-1025
初穂料:80,000円

西の京都と並ぶあこがれの古都・鎌倉での挙式なら「御霊神社」

京都と並ぶ、東の古都として人気が高い鎌倉にある「御霊神社」。目の前を走る江ノ電と、桜を始めとする四季折々の花木や、しっとりとしたあじさいに囲まれた風情で、最近では
外国人観光客からも鎌倉の写真スポットとして人気の神社です。

こじんまりとして静かな境内にある社殿での挙式は、小町通りなどの鎌倉の目抜き通りの喧騒からは想像できない自然あふれる雰囲気。周囲に広がる鎌倉の住宅街も、作りこんだ感のない和やかで温かみのある式にしたい、という2人にはぴったりのロケーションです。

住所: 神奈川県鎌倉市坂ノ下3-17
電話: 0467-22-3251
初穂料: 50,000円

神武天皇により創建された大阪最古の神社「生國魂神社」

神社創建は初代の天皇である神武天皇の頃にまでさかのぼると言われる古式ゆかしい神社「生國魂神社」。現在の建物は昭和30年代に再建されたものとはいえ、安土桃山時代にルーツがあるといわれる桃山建築の様式にのっとった本殿を擁する境内は荘厳な雰囲気に包まれています。

地下鉄「谷町九丁目」の駅から程近いというアクセスの良さと、最大収容人数が100人余りと神社の中ではかなり大きな会場のため、仕事関係で招待客や友人の数がどうしても多くなってしまう、という2人にもおススメです。

住所: 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9
電話: 06-6771-0002
初穂料: 100,000円

緑に囲まれた赤い社殿に流れる雅楽が特別な1日を演出「赤坂氷川神社」

縁結びの神様として知られる「赤坂氷川神社」。緑したたる中に建つ朱塗りが目にも鮮やかな本殿は徳川八代将軍吉宗の造営したもので築280年を経た東京都重宝。そこで行われる挙式は雅楽の調べの中、典雅な雰囲気そのものです。

さらに都心にありながら、駐車場も完備されているので長時間の歩行の負担をかけたくない高齢の親族がいる場合にはうれしい設備も。参列人数も40人までで友人の参加も可能なので、2人のそれまでを見守ってくれた友人たちにも晴れの日の2人を祝ってもらえます。

住所: 東京都港区赤坂6-10-12
電話:03-3583-1935
初穂料:85,000円

「七夕伝説」に見守られての特別な一日を「星神社」

よくある「七夕」のストーリーは1年に1度の逢瀬という悲恋ものですが、ここ「星神社」に伝わる「七夕伝説」は土地の若者と娘が恋に落ちて、幸せに暮らし、さらに星になってもお互いへの永遠の愛で輝き続けたという愛に満ちたもの。

その伝説を受け継ぐ「星神社」は縁結び・夫婦円満の神としても知られ、境内にはたくさんの恋愛成就を願う絵馬も飾られています。その中で、愛する人と誓う「永遠」はひときわ胸に染み入るものとなるはずです。

住所:愛知県名古屋市西区上小田井1-172
電話:052-501-2862
初穂料:要問合せ

まとめ

ここまで「和婚」についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

それまで育ってきた環境も考え方も違う2人が手に手を取って、その先の人生に歩みだしていく第一歩として行う節目を「挙式」と考えた場合「和婚」というスタイルに込められた
伝統と歴史の重み、さらに神社やお寺というロケーションの持つ意味合いがより深みを持ってくるのではないでしょうか。

これから「晴れの日」を迎えようという2人にはぜひ「和婚」もその選択肢として考えていただけたらと思います。


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