Home / 美容 / 米ぬか洗顔について徹底解説!
rice

米ぬか洗顔について徹底解説!

rice

あなたは「米ぬか洗顔」をご存知ですか?おばあちゃん世代がやっていた洗顔法で、米を精製した後に出る「米ぬか」を使用することから、日本古来からの自然美容法と言われています。昔の人は肌がきれいな人が多いのもうなづけますね。現在まで話題になっているということは、それだけ効果が高いということではないでしょうか?

ここでは「米ぬか洗顔」の洗顔料に含まれる成分やそのやり方、おすすめの米ぬか洗顔料についてご紹介いたします。

スポンサードリンク

米ぬか洗顔って本当に効くの?

skin_cleaning

米ぬかの栄養成分

そもそも都会では「米ぬか」とは何かを正確に理解している人も少ないのではないかと思われるため、まず、米ぬかについてご紹介します。

米ぬかとは、精米する前の状態の玄米から取り除いた外の皮や胚乳などのことを言います。よくスーパーなどに行くと精米の機械があって、自分で精米して持ち帰るタイプの米が売られていることがありますよね?あの機械の中には、精米後に出た米ぬかがたくさん入っているのです。

それにぬか漬けを作る人はご存知だと思いますが、きゅうりやナスを漬ける時に使うのが「ぬか」です。今ではこのぬかに塩や鷹の爪などを配合した便利な「ぬか漬けの素」などが売られていますよね。あの主成分もぬかからできています。

見た目はきなこのような薄茶色のパウダー状ですが、独特の臭いがして、若い人の中には「こんなものが美容に使えるの?」と思われる方もおられることでしょう。しかし、新しいきゅうりやなすをほんの数時間のうちに細胞を分解して漬物にしてしまうくらいのパワーがあるのですから、なにやらすごい成分が潜んでいそうですね。

ビタミンEで老化防止対策

それではこの米ぬかの成分をご紹介しましょう。実は米ぬかにはたっぷりのビタミンEが含まれているのです。実は米ぬかには玄米の栄養分の90%が含まれていて、精米した白米にはわずか5%しか栄養分が残っていないのです。

もったいないことに精米で栄養分を取ってしまっているので、捨てるだけの状態の米ぬかにはたっぷりの栄養分が残っているということになります。このビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、皮膚の老化防止の効果があると言われています。

しみやくすみに効くフェルラ酸

米ぬかには「フェルラ酸」という、聞きなれない名前の成分も含まれています。このフェルラ酸はなんとしみやくすみに効くと言われています。このフェルラ酸は米ぬか独特のポリフェノールの一種で、メラニン生成の抑制や、紫外線の吸収や酸化防止機能というすごい働きを持っています。

美白効果を持っているので、主に米ぬかが肌にいいというのは、フェルラ酸による効果も大きいのではないかと思われています。よくぬか漬けを漬ける人の手は白くてきれいと言われるのはそのためですね。

また、フェルラ酸にはアルツハイマーの防止、高血圧をも予防する力があるといいますから、相当に強力な成分を持っています。

ビタミンBは肌荒れ予防に

米ぬかに含まれているのはそれだけではありません。米ぬかの含有成分のひとつであるビタミンBには、肌荒れ予防に効果を発揮する成分も含まれています。米ぬかに含まれているビタミンBにはビタミンB1とB2がありますが、ビタミンB1は肌の新陳代謝を上げ、体内のエネルギー代謝をアップしてくれます。

また、B2は、「美肌のビタミン」とも呼ばれているように、肌をつやつやに輝かせ、生き生きさせてくれます。まさに現在のプレミアムな処方の高級化粧品に入っているような成分が入っているのには驚きますね。

肌のターンオーバー促進効果も

また米ぬかは、肌のターンオーバーを促進させてくれる成分も持っています。これは鉄によるもので、新陳代謝を促進するばかりか、肌の弾力性を保ち、貧血にも有効な成分です。鉄は全身に酸素を送るヘモグロビンの主成分であり、新しい肌細胞を作る役割もします。

ところが鉄不足によって、酸素が不足すると本来作り出されるべき新しい細胞も作られず、肌のターンオーバーもうまくいかないため、肌の調子が悪いと感じるのです。

鉄分不足というと若い女性が陥りやすい疾患で、貧血気味の時、生理の時などしか自覚がない人も多いでしょう。しかし、なんとなくお肌の調子が悪いなとか、痩せにくいなと言うときには、鉄不足を疑ってみるとよいでしょう。

米ぬか洗顔のやり方

bath

米ぬかはどこで手に入るの?

それでは米ぬかの入手方法についてご紹介しましょう。昔は街中に普通にお米やさんがあって、米ぬかは無料でわけてくれていたようです。

現在でも、お米やさんでわけてくれるところもありますが、スーパーマーケットのセルフ精米機に入っている米ぬかなどでも無料で持って帰ることができるところもあります。そういうスーパーマーケットが近くにないという方は、現在ではインターネットでも米ぬかを売っています。ようするにどこでも手にはいりますので安心して下さい。

ただし、米ぬかは長く置いておくと酸化してしまいますので、精米日を確かめて、あまり古いものは使わないようにしましょう。

パッチテストで肌に合うかの確認を

米ぬかは自然のものですが、まれに肌に合わない人もいます。念のために腕の内側にぬるま湯に溶いた米ぬかを10円玉大に貼って、パッチテストをしてみましょう。貼ったまま1日様子を見て、異常がなければ洗顔に使っても大丈夫です。

ぬるま湯に米ぬかを溶かす

米ぬかを入手したら、洗面器に入れてぬるま湯をゆっくりと入れていきます。ぬるま湯の量はだいたいで大丈夫ですが、顔に塗りますので、あまりにサラサラ状態というよりは少し粘性があったほうが塗りやすいでしょう。

また、お湯もあまり温度が高いと顔がやけどしますので注意が必要です。お湯も少し高い温度で米ぬかを溶かし、混ぜている間に柔らかくなり、温度も下がっていきますので、適度なところを見計らって顔に塗りましょう。

後は塗って洗い流すだけ

準備ができたら米ぬかペーストを、黒ずみやくすみの気になる部分を中心に塗っていきます。塗り方は塗っている間に剥がれないようにちょっと力を入れて揉み込むように塗るのがポイントです。また米ぬかが天然のスクラブ剤のような作用もしますので痛くない程度に揉み込みながらつけていきます。

塗り終えてしばらくしたら、こんどはぬるま湯で洗い流します。あまりゴシゴシとこすると天然のスクラブ剤であってもお肌を傷つけてしまいますので、やさしく洗い流しましょう。1度洗いではきれいに米ぬかが落ち切らない場合もあるので、2度洗いがおすすめです。

ぬか袋やパックを使う方法も

まだ洗顔料などが一般的に使われていなかった時代には、ぬか袋という、小さな袋にぬかをつめたものが、洗顔料として使われていました。昔の人の肌がきれいだったのはこうした天然の洗顔料を使っていたからですね。

現在でもぬか袋として販売されているものもありますが、手作りでも十分です。材料は綿100%の木綿を袋状に縫うだけです。糠が出し入れできるように口を開けておくといいでしょう。糠を入れたらそこをヒモやゴムでしばります。

その糠袋をぬるま湯につけて優しくなでるように顔を洗いますが、木綿のほどよい肌触りがスクラブ効果となって気持ちがいいです。すすぎもぬるま湯でやりますが、2回すすぎがおすすめです。洗い上がりはさっぱりとして、肌のハリやキメがととのったように感じられます。また、触り心地もしっとりもっちりとしています。

また、米ぬかのパックも効果的です。ハンディーなシートに米ぬかペーストが貼り付けられたものも売られていますが、自宅で米ぬかをぬるま湯で溶いて顔に乗せてもOKです。また、プラスアルファでピーリング効果があるヨーグルトや保湿効果のあるはちみつを加えると、より効果的になります。加えてどれも天然成分ですので安心してパックに使えます。

米ぬか洗顔で気を付けること

米ぬか洗顔の原料自体は、天然素材を使っていますので、その成分的には安心なのですが、問題はその洗い方です。ぬか袋を使う場合ははじめにぬるま湯にしっかりつけておき、強すぎない力でやさしく顔を洗います。また、ぬるま湯ですすぐ時も、やさしく2度洗いがおすすめです。

また、木綿が肌とこすれる時と米ぬかの成分でダブルに顔の角質を取っていますので、洗顔後の保湿は十分にしてください。

保存期間を確認しよう

では、米ぬかの保存期間はどのくらいなのでしょうか?米ぬかは古くなると酸化してしまいます。その保存期間は驚くほど短く、真空の状態で売られている場合、パッケージを開封後には、常温保存で冬場は1週間、夏場は2.3日しかありません。密封して冷凍庫で保存すれば、1~2ヶ月はもつと言われています。

しかし、冷凍庫に保存しても他の食品などの臭いも付いてしまいますので、できるだけ早く使うのに越したことはありません。できれば、精米したてのぬかをつかうのがおすすめですが、使い切れない場合は、密封の上冷凍して、早めに使うことがおすすめです。

頻度や回数は?

米ぬか洗顔はいったいどのくらいの頻度で、どのくらいの回数実施すればいいのでしょうか?綺麗になりたいあまり、毎日やってもいいものでしょうか?その答えはNOです。

前述したように、米ぬかは天然成分だと言っても、胚芽や果皮、種皮などが砕けたものなので、キメが細かくデリケートな日本人肌には粒子が荒く、スクラブ剤のような働きもします。そこで毎日などあまり頻繁に行うときれいになるどころか肌を傷めてしまいます。米ぬか洗顔は、普段の洗顔のスペシャルケアとして、週に2日ほどにとどめたほうがいいでしょう。

洗顔に使える米ぬか

16世紀の織田・豊臣時代には、すでにポルトガルから石けんが輸入されていましたが、石けんなどは高貴な人しか使えないものでした。一説によると石けんは身体や顔を洗浄するものではなく、薬として珍重されていたのだとか。

一般庶民が石けんなどを使えるようになったのは明治時代に入ってから。庶民たちは、洗顔には米を精米した後に出る米ぬかや灰、うぐいすの糞などで洗顔をしていたのです。すべて天然素材ですので、そのために、昔の日本人の肌はキメが細かく、まるで博多人形のような陶器のような肌をしていた人が多かったのです。

実際に米ぬかに入っているビタミンBやEという成分は肌荒れ防止、老化防止、亜鉛で保湿、γオリザノールの抗酸化作用で、メラニン色素の防止など、現在の高機能な化粧品に入っている成分がほとんど入っているすぐれた天然成分の物質なのです。

洗顔フォームで手軽に

「美人ぬか」

米ぬかが肌にいいと言っても、やはりそのままお湯で溶いて使うには抵抗があるという方もおられます。そんな方には市販の洗顔フォームなどをおすすめします。

まずは神戸の株式会社リアルという会社が展開する「美人ぬか」という洗顔シリーズをご紹介します。赤のレトロなパッケージはドラッグストアなどで一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか?

このシリーズには、化粧落としから、洗顔石けん、洗顔フォーム、ぬか袋、角質柔軟水、しっとり化粧水、ひきしめ水、さっぱり化粧水、美白化粧水、純米パック、さっぱり乳液、しっとり乳液、クリーム、美容液などがそろっており、肌質によって使い分けることができます。お値段も良心的なので、シリーズで揃えてもお財布に優しいのが嬉しいです。

また洗顔だけでもぬか袋の他、ぬかが配合された石けんや洗顔フォームなどバリエーションがあるのもいいですね。

「ロゼット無添加米ぬか洗顔フォーム」

ロゼット化粧品は1934年東京・東品川に創業。120gでお値段300円程度という激安だけど優秀な洗顔フォームがこの「ロゼット無添加米ぬか洗顔フォーム」です。無添加シリーズとして、アロエやプレーンとともにシリーズを展開しています。

無香料、無鉱物油、無防腐剤、無着色で現代のニーズに応えた自然素材の洗顔料で、洗顔フォームの他、メイク落とし兼用の洗顔フォーム、ボディウォッシュもあります。創業以来、日本女性にずっと愛されてきた洗顔フォームで、キメの細かい日本人女性の美肌はここから作られたと言っても過言ではありません。

まとめ

日本人の主食である米の精米前の姿である玄米の殻・米ぬかにはとてつもない美容成分が含まれていることがおわかりいただけましたでしょうか?
古来から日本人女性に愛用されてきた洗顔料でしたが、あまりにクラシックで臭いがするのではないかという懸念から、爆発的なブームにはなりませんでした。

しかしあまりに世の中がハイテクになりすぎた現代において、SNSを中心に米ぬか洗顔が見直されてきています。市販の洗顔料の洗浄力があまりに強すぎる、自然の成分を見直したいということにも、気づき始めた人が増えてきたのではないでしょうか。是非一度、お試しください。


スポンサーリンク

Check Also

毛穴が詰まる原因と対策を徹底解説!

毛穴の詰まりがあるとメイクのノ …