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お小遣いを教育に役立てよう。

 一口にお小遣いといっても様々な定義がありますが、この記事では主に親が子供に与えるものについて述べていきます。この意味でのお小遣いは単に自由に使えるお金を渡すというだけでなく、一種の教育ツールとしての役割も持っています。では、具体的にはどのような役割を果たすのか、それぞれの重要性と共に見ていきましょう。

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お金のやりくりを教える

 まず一つ目の役割は、お金を管理する能力を養うことです。子供の頃からしっかりとお金を管理する能力や一般的な金銭感覚を身に付けていけば、社会人になってからお金との付き合い方で身を持ち崩しにくくなるでしょう。教育ツールとしてのお小遣いを考えるにあたって忘れてはならないのは、与える金額の多寡をしっかりと見極めることです。多すぎるお小遣いを持て余して必要でない、あるいはそれほど欲しくないものを買うようになってしまっては本末転倒ですし、反対に少なすぎてどう工面しても欲しいものが買えないというのでもお小遣いを導入した本来の趣旨を見失ってしまいます。最初は少額から始めておいて、足りないと感じるなら少しずつ金額をあげ、反対に多すぎると感じるなら徐々に減らしていくなどして調整しましょう。

働かざるもの食うべからず

 二つ目の役割は、人に何かをしてあげた対価として報酬を貰えるという感覚、言い換えればお金というものは働いて稼ぐものであるという感覚を養わせることができる点です。もちろん子供のお小遣いですから、労働ではなくお手伝いなどという表現になりますが、労働力を提供した対価として金銭を受け取るという基本的な構図は共通しています。これにより、大人になっても働くことの意味や重要性を考えることができ、また労働に対して充実や喜びを得ることができるようになるでしょう。ここでのポイントは、決して無差別にお金を与えないことです。たまにはご褒美としてボーナスのような感覚で与えても良いですが、あくまでお金は何かの対価として貰えるものという感覚を身に付けることが大切なので、そこをしっかりと意識しておきましょう。また、お手伝いなどの対価の他にも、テストで良い点を取ったとか、部活で良い成績を残したなどの実績に対する対価としてお金を与えることも効果的です。お手伝いの貢献度や実績の大きさに応じて金額を調整するように心がけるとなお良いでしょう。

予算と向き合うということ

 三つ目の役割は、一つ目と若干重複する部分かありますが、お金の管理を通してコミュニケーションやマネジメントの能力が身に付くことです。お小遣いの増額を勝ち取るために親と交渉するというのは、コミュニケーション能力を鍛えるうえで役立つでしょう。また、マネジメントというと少し大袈裟な表現になりますが、要は貰った金額の中で計画的に使わなければならないため、無駄遣いを我慢してほしいものを買えた嬉しさや、逆に不必要なものを買ったばかりに欲しいものが買えない口惜しさと向き合う内にお金を使う計画や調整など一連のマネジメント能力が身に付くということです。

大人の準備としてのお小遣い

その他、お小遣いに関して意識しておくと便利なことを述べていきます。まずは、お小遣いの多寡を決める際に、子供も巻き込んで話し合いを行うこと。単純に学年が上がったからというのではなく、お小遣いアップに様々な条件をつけるようにすれば、三つの役割のなかでも特に二つ目の働いて稼ぐ感覚の獲得に大きく貢献します。親が勝手に決めた金額では納得しなくても、話し合いと自分の労働・実績の結果であれば無責任な不満を抱く余地がありません。また子供の意見や主張を聞き出す事は、親の先入観に過度に依存せずに金額を決めるにあたって重要でもあります。お小遣いにまつわるもめごとを減らすためにも、話し合いの場は出来るだけ持つようにしましょう。
 次に、お小遣いを管理している親の立場の話です。基本的には渡したままで、明らかに使いすぎていたり、或いは足りなくて困っていたりした場合にのみ干渉するようにし、後は全て子供に任せましょう。自分で工夫したのでなく親に言われたとおりにした故の成功は子供のやる気や意欲まで奪ってしまう結果になりかねませんし、自分の自制心や計画性の無さゆえの失敗というのは無くすには惜しい貴重な経験です。そこもしっかりと意識して見守るように心掛けましょう。成長して大きな金額を扱うようになった時に不慣れさから身を持ち崩すのでなくしっかりと管理できるためには、子供の頃からの計画的な教育が肝要です。


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