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食生活から乾燥肌改善をする方法

元来、日本人女性の肌はキメが細かく、今のようにハイテクな化粧品がない時代においても乾燥知らずだったと言われています。しかし近年、優秀な化粧品がどんどん増えているにもかかわらず、乾燥肌だという女性が昔よりも増えたように感じます。

その原因は気候の変動やオフィスを取り巻く環境が厳しくなったこと、化粧品の種類は増えたが選択肢があまりに多くなりどれを選んだらいいかわからない、食生活が簡略化され、肌にいい食事を取らなくなった、手軽なものばかりを食べるようになったことなどが挙げられます。

コールドプレスジュースやスムージー、低糖質の食材を使ったレストランなど、健康志向の店は増える一方ですが、美肌を作る根本の食事は自分で意識して改善しないと作ることができません。ここでは、乾燥肌の原因や食べ物との関係、おすすめの食べ物、控えるべき食物などをご紹介致します。

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乾燥肌の原因と食べ物との関係

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乾燥肌とは?

ではまず、乾燥肌についてご説明しましょう。肌には乾燥肌の他、脂性肌、混合肌があるのは皆さんご存知の通りです。現在は混合肌の方が多く、ついで乾燥肌の方が多いかと思われます。それも以前のように冬場だけの乾燥肌ではなく、1年を通じて乾燥肌に悩むようになったのです。その原因は皮脂分泌量の低下や角質の水分含有量の低下などです。

それには、年齢や性別、気候、体質、そして環境やライフスタイルなどが大きくかかわってきます。特にライフスタイルの中の食生活の部分でも水分量が十分な肌をキープできるかどうかは、食べるものによって大きな違いが出てきます。

栄養不足による影響

バランスのよい食事をしていれば、特に乾燥肌になることはありませんが、近年では、欧米型の食事や、不規則な食事、ダイエットや偏食によって、乾燥肌に悩む人が増えています。

特に角質層の中の細胞間脂質(セラミド)が8割を、天然保湿因子(NMF)が約20%をお肌の水分保持を担っていますが、それを維持するには下記のような栄養素が不可欠となっています。

乾燥肌にきく栄養素と効果

ビタミンA(β-カロテン)

乾燥肌に効く栄養素のトップはビタミンAです。俗にはβカロテンと呼ばれている栄養素です。このビタミンAはきれいなお肌にはかかせない栄養素で、天然保湿因子の生成を担当しています。また皮膚や粘膜を正常な状態に保つ働きをしています。具体的には牛・豚・鳥の肝臓、うなぎ、たまご、バターなどに多く含有しています。こうしてみると普通に食卓に乗っている食材が多いのですが、バランスよく毎日適量を食べるのがポイントのようです。

ビタミンC

ビタミンCも美肌にはかかせない栄養素です。保湿を司るコラーゲンの生成を促して、健全な新陳代謝を保つ栄養素です。ビタミンCが多く含有しているのは、フルーツ、果物類の中でも赤ピーマン、黄ピーマン、ゆず、アセロラジュース、パセリなどに多く含まれます。意外にも味付け海苔、煎茶の茶葉にもダントツに多く含まれています。

ビタミンCが多く含まれた食品を見てみますと、意外にも日本古来から食べられている海苔や日本茶がリストの中にあります。海苔もお茶も最近、若い人には敬遠されている食品ですが、意識してそれらを食べるようにすれば、美肌も保たれるようになるのではないでしょうか。

ビタミンE

ビタミンEはお肌の血行を促し、新陳代謝を活発にします。また、活性酸素からお肌の細胞を守ってくれます。ビタミンEが多く含有している食品は、ひまわり油、米ぬか油、大豆油、紅花油、アーモンドやひまわりのタネ、小麦胚芽、魚の卵などに含まれます。

たんぱく質

タンパク質は筋肉を作る栄養素としてよく知られていますが、美肌にもなくてはならないものです。それに私達の肌だけでなく、身体もタンパク質から構成されているものです。角質細胞の生まれ変わりが正常に行われるにはこのタンパク質が不可欠です。タンパク質がだんとつに多い食品は、ゼラチンやふかひれ、かつをぶしやたたみいわし、しらすぼしやするめ、卵や大豆、 肉類、乳製品にも含まれています。

タンパク質の多い食品というと、アスリート御用達の鳥胸肉などを連想させますが、意外にもそれだけはなく、日本古来から食べていたしらすぼしやするめ、かつをぶしなどが入っています。昔の日本人の肌がきれいだったという事実があるように、和食によく使われる食材が名前を連ねています。スーパーやコンビニでも意識して探さないと見つかりにくい食材ですので、意識して買い置きするなどして、タンパク質補給につとめましょう。

セラミド

セラミドという名前を聞いたことがある人は多いでしょう。しかし、具体的には何をする物質かときかれると正確に答えられる人は少ないのではないでしょうか?セラミドは細胞間脂質とも呼ばれ、古いお肌が生まれ変わるためにターンオーバーをする過程で作り出される物質です。しかし、タンパク質の不足によって、ターンオーバーが乱れると、セラミドの数は減り、乾燥しやすい肌となっていきます。

このセラミドなくしては、きれいなお肌がつくられることはありませんので、外側から化粧品でセラミドを補給すると同時に意識してこんにゃく芋や大豆、小麦、米ぬかなど、セラミドを増やす食品を摂りましょう。

乾燥肌におすすめの食べ物7選

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アボカド

「森のバター」と呼ばれ、美肌にはかかせない栄養素を持っているアボカド。
その栄養素には、脂質が全体の2割も含まれており、こってりとした食感ですが、脂質の種類が「不飽和脂肪酸」という脂質のため、コレストロールの心配がないのがメリットとなっています。
その他の栄養には、タンパク質の代謝にかかわるビタミンB6、アンチエイジングのグルタチオン、女子には必須の葉酸や食物繊維、ビタミンCもたっぷりと含まれています。

アボカドはできれば毎日食べていただきたい食品ですが、何分お値段がいいので、毎日というわけにもいきません。ですが、便秘改善や肌のアンチエイジング、そしてダイエット効果にはてきめんに効果があるそうです。

納豆

なっとうも美肌には欠かせない食品です。とにかく美肌に限らず、日本人は納豆を食べていれば美容と健康には間違いがないと言われているほど優秀な食品です。
潤いを取り戻すポリグルタミン酸と消化吸収を促進するムチンを含み、ネバネバにはたぐいまれな保湿成分が含まれています。

アーモンド

ナッツの中でもアーモンドは美肌づくりにはおすすめの食品です。近年でははちみつの中にナッツを漬けて売っているものもありますが、肌の老化を防ぎ、バリア機能を強化するため、最強の美肌食品と言われています。

アーモンドはビタミンEがどの食品よりも豊富に含まれ、アンチエイジングだけでなく、しわやくすみ、しみ、そばかすを防止してくれる働きがあります。

いわし

いわしも美肌には欠かせない食材です。とくに肌のハリに効果があるコエンザイムQ10が豊富に含まれています。なんとコエンザイムQ10はビタミンCよりも抗酸化作用が高く、身体の老化ばかりか、肌の真皮層にあるコラーゲンの生成をも助けます。とくにイワシの梅煮はしょうがも入っているため、身体をたたため、冷え性の方にも最適なメニューです。

一見、美肌とは関係ないような卵も、実は美肌と深くかかわっている食材です。かつては、1日に1個食べるだけでも、コレストロールが溜まると言われていましたが、今や一日に数個食べるのが推奨されています。それだけに、身体やお肌のためにはいい食材なのです。

栄養素では、卵黄に含まれているビオチンという成分でお肌を守り、タンパク質、脂質、ビタミンAがバランスよく含まれています。あの小さな殻の中にこんなにたくさんの栄養素が含まれているのですね。
聞きなれない言葉ですが、プロリンというコラーゲン構成に必要なアミノ酸も含まれています。

乳製品

乳製品はカルシウムが含まれており、質の良い睡眠を誘導するなどの効果があり、乾燥肌とはあまり関係ない栄養素に思えますが、実は大ありなのです。

牛乳を飲むと身体の中からもちもちに変わると言われており、いわば天然の保湿剤のような働きをしてくれます。まず、ビタミンB2やカリウムで皮膚の水分量や皮脂量をコントロールします。さらにビタミンAとタンパク質で、肌のターンオーバーを促し、古い角質を除いて、新しい膜を作ってくれます。普段何気なく飲んでいる牛乳ですが、お肌にはとてもよい働きをしてくれるのです。
牛乳のあの臭いが苦手という人も意外に多いですが、冷蔵庫の中に常備しておいて間違いはない食品です。

ハチミツ

はちみつははちみつアーモンドでもおなじみの食材ですが、とても優秀な栄養素をもつ食品です。ビタミンやポリフェノールをはじめ、カリウム、カルシウム、鉄、銅などと豊富な栄養素が含まれています。効能も便秘解消やアンチエイジング、殺菌、保湿効果など、美容だけでもなく健康への意識が高い人は皆、はちみつを愛用しています。

はちみつにはいろいろな種類があり、一般的なアカシヤやレンゲなどは、上記のような効果をもたらしますが、さらにニュージーランド減産のマヌカの木から取れるマヌカハニーならば、抗酸化作用、殺菌作用にすぐれ、ちょっとした喉の痛みなどは速攻で治してしまうほどの効力を発揮します。正しく使い方を知って日常生活に取り入れたいですね。

控えるべき飲食物は?

カフェイン類

美肌を目指す時、控えるべき食品があります。その代表選手がカフェイン類です。近年、コーヒーは適量ならお肌にも悪い影響を与えず、抗酸化作用があるため、むしろ良い影響を及ぼすのですが、乾燥肌の人は少しばかり注意が必要だと言われています。

コーヒーのもつ「抗酸化作用」は、むしろお肌の老化を遅らせるので推奨されるべきものなのですが、問題は利尿作用があるということです。利尿作用により、水分が身体から放出されますので、さらなる水分不足を招いてしまうのです。
せっかく抗酸化作用にすぐれ、シミ・シワにも効くと言われているコーヒーですので、飲みすぎないようにすれば、お肌にもいい結果をもたらすでしょう。

ファーストフードやインスタント食品

ファストフードやインスタント食品は、お肌のみならず、健康にも悪いと言われ続けて久しいですが、これらの何が乾燥肌を招いてしまうのでしょうか?ファストフードやインスタント食品はいまや美味しくなっており、手軽に作れるのが魅力なのですが、身体には残念ながら、悪いと言われています。

そのわけは、ファストフードに含まれている添加物です。これはインスタントやファストフードには必ず入っているものです。これら添加物が多いと、お肌のターンオーバーのサイクルを乱れさせてしまい、化学物質はお肌に悪影響を与えます。また、通常の食品に比べて味が濃いことや、脂質が多すぎることも問題です。脂質が多いと当然のことながらお肌にはよくありません。乾燥肌であっても、食べ物に脂質が多すぎることから毛穴に角栓ができてしまい、にきびにもととなります。

ですから、やむを得ない時を除いてはできるだけ、インスタント食品やファストフードは食べないほうがいいでしょう。

アイスや冷えた飲み物

暑い夏にはついアイスや冷たい飲み物を摂りたくなりますよね。また夏のアイスや冷たいものの誘惑は我慢し難いものがあります。とても魅力的な食品なのですが、これらは乾燥肌や健康の観点から見ると、あまり好ましくない食品なのです。

それは冷たい食品は身体の代謝を下げるため、肌の乾燥もすすみがちになります。アイスや冷たいのみもの自体が悪いというわけではなく、冷たい食品が結果として身体を冷やすので、好ましくないというわけですね。しかし、友人や取引先の人の手前は、あまりにストイックなのも考えものですので、あまり冷たいものを摂りすぎるのは良くないということだけ覚えておくようにしましょう。

まとめ

現在の女性の肌質のうち、とても多い乾燥肌をご紹介しました。従来は乾燥肌ではなかったのに、会社につとめだしたら乾燥肌になった、残業続きでコンビニ弁当が続くと乾燥肌になった、などという話を聞くように、乾燥肌と食生活、ライフスタイルはとても密接な関係にあります。

昔の日本人女性の肌がきれいだったのは、かつおぶしや豆、たたみいわしや、しらす干しなど日本古来から食べられている食品を毎日食べていたからかも知れませんね。昔からずっと食べ続けられている食品は、健康にいいとか、美容にいいなど、それなりの理由があると思わざるを得ません。

しかし、いきなり生活を変えることは難しいと思いますので、乾燥肌のしくみや肌にいい食品、悪い食品などをすこしづつでも覚えておいていただけると幸いです。


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