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一生独身になる人の特徴と生涯独身で過ごすための準備

国立社会保障・人口問題研究所が平成28年12月 27年6月、18〜34歳の独身者5,276人に行った調査によると、交際相手がいない独身の割合が男性7割、女性6割と過去最高になりました。

この調査から、恋愛・結婚に積極的になれない人の割合が確実に増えていることが分かります。無理をして結婚にこぎ着け、結果辛い人生を送るよりは「一生独身」を前向きに考えてみるのも一つの手かもしれません。一生独身になりやすい人の特徴と、独身で過ごすための準備について検証してみたいと思います。

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1.一生独身になる人はどんな人?

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総務省「国勢調査」(2015年)によると男性の生涯未婚率は23.4%、女性は14.1%(配偶者関係不詳を除く)という数字が発表されました。5年前の調査より、男女ともに3%以上アップしており、過去最高となりました。その中で30代男性の未婚率だけが前回調査より0.6ポイント下がっているのですが、20代、40代では男女ともに未婚率は右肩上がりになっています。

同調査では、20〜50代の未婚男性、未婚女性とでは約300万人も男性が多いことがわかりました。ただでさえ、女性の未婚率が高まっているのに男性は女性より300万人も未婚者が多いとなると、一生独身率がさらに高まってしまうのです。

一生独身なんて、特別なことと思っていませんか? 決して特別な理由で独身でいるわけではないのです。ごく普通に生活をしている人が、結果的に「一生独身」になってしまうのです。

1.生涯未婚の判定基準は何歳から?

「生涯未婚率」とは45〜49歳と50〜54歳の未婚率の平均値から、50歳時の未婚率を算出した数字です。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、2015年の生涯未婚率は男性が20.1%、女性が10.6%となり、2005年に行われた調査と比べると約4ポイント上昇しています。都道府県別では、男女ともに1位は東京で男性25.25%、女性17.37%となっています。一方、未婚率最下位は男性が奈良県14.09%、女性が福井県5.64%となっています。1位と最下位とでは、驚くべき数字の開きがあります。東京が1位というのは、多用な生活習慣が受け入れられる都心ならではの現象かもしれません。

2.一生独身になる人は年々増えてる?

2015年の厚生労働白書では、人口減少が問題視されています。同白書によると、2035年には「生涯未婚率」が男性29.0%、女性19.2%になると予測されています。このまま未婚化、晩婚化の割合が高まると日本の少子高齢化がますます高まることが予想されます。国の繁栄として考えると決して良いこととは言えません。抜本的な解決策が必要とされていますが、問題は山積みのようです。

3.一生独身になる人は出逢いの場がない

年を取れば取るほど、待っているだけでは「新しい出逢いの場」は訪れません。運命の人が現れなかったから、縁がなかったから現在も独身という方は、意識して積極的に表に出るよう心がけなければ、出逢いの場には恵まれないでしょう。新しいこと、新しい場所に身を置くことは気力、体力を伴います。それが億劫になってしまうと、ますます人との出逢いの場は少なくなるでしょう。

4.一生独身になる人は出逢いを求めない

40代、50代の独身男女は、すでに「おひとり様」での生活が出来上がっています。また、新たな人間関係を一から構築するのもけっこう体力的、精神的にしんどいものがあります。だったら一人のほうがずっとラク…そんな風に考える独身者も少なくないようです。言い換えれば、自分一人の生活に満足している、ということかもしれません。

5.一生独身になる人は何でもこなせてしまう

長いこと独身生活を送っていると、それなりに家事スキルも高まります。掃除、洗濯はもちろんのこと、料理に凝る独身者も少なくありません。また、経済的に余裕がある場合は家政婦など家事代行に依頼することもできます。独身生活を円満に送れれば送れるほど、生涯独身になる確率が高まると言えるのではないでしょうか。

2.一生独身になる男性の特徴

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前述したように、国立社会保障・人口問題研究所の調査によると生涯未婚率は女性より男性のほうが高くなっています。一生独身になる男性には、ある共通した傾向があるようです。その特徴から、どうして一生独身になるのか紐解くことができるかもしれません。ここでその特徴をいくつか挙げてみましょう。

1.自分の為の時間が欲しい

一人暮らしが長くなると、自分のテリトリー内に他人が入ることを快く思わない、という方が多くなるようです。時々友だちが遊びにくるならいいけれど、一緒に暮らすとなると、独身者にとって少々ハードルが高いようです。誰かと一緒に過ごすことも楽しいけれど一人の時間を確保したい、大切にしたいと強く思う人は、やはり独身率が高いようです。

2.彼女からの束縛が疲れる

一人の時間を大切にしたい…それは男女の交際においても同じような感覚になるようです。交際相手から「今どこにいるの?」「何してるの?」そんな言葉に息苦しさを感じてしまうのです。スマホが普及している昨今では、メッセージの既読スルーはもってのほか!今忙しいから後で返事しよう、と思っていたらそのまま忘れてしまうなんてことはよくあることですが、そんなことをしたら彼女の怒りを買ってしまいます。こういったことの積み重ねを「束縛」と感じてしまうようです。

3.お金を自分のためだけに使いたい

ファッションや趣味にお金を使いたい、人に自分のお金を使われたくないと思う男性は意外と多いようです。ごく一般的なサラリーマンの年収で家庭を持つとなれば、自由に使えるお金は当然制限されます。「家庭」と「自分自身」を天秤にかけたとき、どちらに傾くかでその人が結婚に向くか向かないかが決まります。「家庭」に傾いた方は結婚に向く、「自分自身」に傾いた方は結婚には向かない、という傾向になります。

4.自分に自信がなくて結婚に踏みきれない

昨今は、結婚しない(できない)理由の筆頭に「経済的理由」を挙げている人が多いようです。平成27年版「厚生労働白書」によると、結婚しない理由が…
1位 適当な相手に巡り合わない 55%
2位 結婚後の生活資金が足りない 38.6%
3位 結婚資金が足りない 33.1%

という結果になりました。2、3位に経済的理由を挙げています。経済的に不安定だと自分に自信が持てなくなり、いろんな意味で消極的になってしまうようです。

5.現実より異次元が良い

「3次元より2次元のほうがいい」という言葉を見聞きします。現実の女性よりもゲームやアニメキャラの女性のほうがいい、というパターンで俗に言う「オタク」と呼ばれる人たちです。

一昔前までは、オタクは特殊な人という位置づけでしたが、昨今ではそのような垣根はなくなり、幅広い年齢層に2次元キャラは支持されています。2次元なら文句も言わない、逆らわない、相手の素の部分(見たくない部分)を見る必要もない…あくまでも自分に都合のいい「理想の女性」を求める男性陣は決して少なくないのです。

3.一生独身になる女性の特徴

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一生独身になる男性の特徴を挙げましたが、同然女性側にもいくつか特徴があります。戦後の日本は女性が社会進出するようになり、徐々に女性の自立が目立つようになりました。そういった社会情勢の変化により、結婚しないことを選択する女性が増えてきているようです。

1.仕事が出来て自立している

男女雇用機会均等法により、以前より女性が社会進出しやすくなり、女性が管理職に就くケースも増えてきました。特に外資系は国内企業より男女差別が少なく、高収入を得る地位に就く女性が増えています。

かつての日本では、女性は男性に養ってもらうものという考え方が蔓延していましたが、積極的にキャリアアップに取り組み、経済的に自立した女性が増えています。そういう女性たちにとって、結婚はメリットではなくデメリットになり得ることもあるようです。

2.仕事が楽しくて恋が後回しになっている

前述したように女性の社会進出により、女性の能力を活かす場が増えています。社会経験を積むようになれば、より責任の重い仕事を課せられます。どんどん仕事が面白くなると恋をしたり結婚を考えるのが先延ばしになってしまいます。

特に一番アグレッシブに仕事ができる年齢(20代後半から30代)に結婚、出産して仕事から離れてしまうと、せっかく得たポジションを手放すことになります。復職しても必ず元のポジションに戻れるとは限りません。そういった面では、男性より女性のほうが物理的、時間的制約を課せられていると言えるでしょう。

3.男性があまり信用出来ない

過去の苦い経験から、次ぎの恋愛へ進むことに二の足を踏んでしまうケースも少なくないようです。交際していた男性や父親から暴力(DV)を受ける、過剰な束縛を受ける、お金の貸し借りでトラブルになる…そんな辛い経験をまたしてしまうのでは、と不安になるくらいだったら、一人でいるほうがいいという女性も世の中には大勢いるのです。

4.家事の負担が増えるのが嫌

結婚後も共働きを選ぶカップルが増えています。家事も夫婦で協力しあえればいいのですが、まだまだ女性に家事や育児を押しつける傾向にあります。同じように仕事をして家に帰っても、料理、選択をやるのは女性だけ。何もしてくれない男性との生活は、その分家事仕事が増えるだけになってしまいます。負担が増えるだけの結婚なら、しないほうがマシと考える女性も少なくありません。

5.結婚を望んでいても出来ない

結婚相談所に登録して、何度もお見合いパーティーに参加している。でも結婚に至らないという人は結構いるようです。カップル誕生成功率はだいたい35〜40%と言われています。この数字は高いのでしょうか?低いのでしょうか?

双方の家庭環境、経済状況などいくら結婚を望んでも互いの条件が合わなければ結婚には至りません。理想が高くなっていると言えるのかもしれませんね。

6.蓄えがある

仕事で成功を収めて経済的にも自立した女性は、結婚に魅力を感じなくなっているようです。経済的に余裕があるから結婚しなくていいのか、結婚できないから将来の自分のためにお金を貯めるのか、どちらにせよ女性の経済的自立は未婚化、晩婚化に大きな影響を及ぼしています。

4.一生独身で過ごす為の準備

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厚生労働省が2015年1月1日に発表した「人口動態統計の年間推計」によると、離婚率は1.77(人口1,000人あたり)で、世界主要国のランキングでは、ロシア、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスに次いで日本は6位にランクインしています。日本はもう立派な離婚大国です。[

結婚したからといって、共に白髪の生えるまでパートナーと一緒にいるとは限りません。生涯未婚だろうと、バツイチ、バツニだろうと独身のまま老後を迎える準備はしておいて損はないはずです。

1.老後の蓄えをしておく

なにはともあれ、お金は重要です。養護老人ホームに入所するためにもお金は必要です。衣食住はもちろんのこと、老後ともなれば体のアチコチにガタがきます。通院、入院が増えればそれだけ医療費もかかります。老後を一人で過ごすためには、ある程度の蓄えを用意し他人に迷惑をかけないようにしたいものです。

2.独身でも寂しくならない友達作り

独身者でなくとも、退職後は何もすることがなく家でボーッとしている…なんて話をよく聞きます。体が自由に動くうちは、家に籠もらず積極的に外に出ましょう。そのためには、一緒に過ごす友だちを作るのが一番です。スポーツ、カラオケなど共通の趣味を持った友人を持ちましょう。

3.一生独身でも健康に過ごすための体力作り

一人身の老後の心配は、病気やケガをしたときどうするかが重要課題です。なるべく人の手を患わせずに一人で出来ることは一人でやる…これはボケ防止にもなります。一人で生活するには健康でいることが前提です。それには日頃の体力作りが大切ですが、年を取ってから始めるのでは遅いのです。若いうちから体を動かす習慣をつけましょう。無理な運動をするのではなく、自分のペースにあった体の動かし方を身につけましょう。

4.独身でも一生続けられる趣味を持つ

一日中テレビを見て過ごすなんて悲しい老後は避けたいものです。何か一生続けられる趣味を持ちましょう。楽器を演奏する、英会話を習う、お芝居や落語を観る、といったことや家の中でできる書道、手芸、家庭菜園など興味を持てるものがあると、一人身の老後も楽しく過ごせます。ボランティア活動など、人のお役に立てる趣味もいいかもしれません。

5.病気、怪我した時の対策を準備しておく

年を取ればどうしても体が弱くなります。病気や怪我は避けて通れません。いざそういう状況に陥ったとき、一人身は頼れる人が少なく、自分でしなければなりません。まず一番大切なのは経済面です。将来の自分をサポートしてくれる保険に入ることをおすすめします。

6.孤独にならない環境を用意しておく

一頃「孤独死」という言葉があちこちのメディアに取り上げられるようになりました。できれば孤独死したくないと思う人も少なくないでしょう。「遠くの親戚より近くの知人」という諺があります。家の中に籠もらず、外に出て近所の人と会話をしたり、行きつけの店に顔を出したり、日頃から人とのコミュニケーションを絶やさないようにしましょう。

まとめ

かつての日本社会では男女ともに生涯独身でいと、奇異な目で見られる傾向にありました。しかし、人々の生活も多様化し「お一人様」も以前よりかなりポジティブに受け入れられています。もし「一生独身」でいることを決意されたのであれば、また結果的にそうなったのであれば、楽しく健康に、老後を過ごせる準備と努力をしましょう。「アリとキリギリス」ではありませんが、将来の自分に投資することは、確実に明るい未来へ繋がります。

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