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美肌のためのスキンケアの正しい方法

基底層のすぐ下は真皮です。この真皮にある毛細血管から栄養をもらいながら細胞分裂を繰り返し、表皮の元となる角化細胞(ケラチノサイト)を作っています。
そして、色素細胞のメラノサイトもこの基底層に存在し、紫外線による刺激などを受けるとメラニン色素を作り出し、すぐ下の真皮にダメージがいかないように守っています。
・有棘層
表皮は厚さ0.2㎜で4層に分かれていますが、有棘層はその4つの層の内、一番厚い層です。先ほどの基底層で細胞分裂をしながら作られた角化細胞が有棘層へ運ばれて有棘細胞となります。
細胞と細胞の間には、リンパ液が流れていて、老廃物の排除と表皮への栄養を運ぶ役割を担っています。
また、免疫細胞のランゲルハンス細胞が存在していて、外からウイルス、カビなどが侵入して来た時に、体の外に排出しようとします。これがアレルギー反応です。アレルギー反応を起こし、危険を知らせているのです。
そして、熱い、痛いなどの知覚神経も存在しています。
・顆粒層
すぐ下の有棘層から上ってきた細胞が顆粒細胞になります。顆粒層は、すぐ上にある角層と力を合わせて外部からのバリア担当をしています。
顆粒層にはケラトヒラリン顆粒という物質が存在していて、この物質が紫外線をブロックします。
さらに、角質層の成分である角質細胞間皮質(角質層の水分を保つためにはなくてはならない細胞)と自然保湿因子のNMFが作られます。
・角層(角質層ともいいます)美肌になるためには、また、その美肌を保つためには、スイキンケアは一日の中の欠かせない大切なことの一つです。
お風呂上りなど、夜のスキンケアはほとんどの人が行うと思いますが、同じように朝も行いたいものです。
また、間違ったスキンケアのやり方をしている人も多いようなので、そのあたりも解説していきます。
そこで今回は、肌にとって大切なスキンケアについて、「美肌のためのスキンケアの正しい方法」と題して、基礎知識、スキンケアに使う化粧品の役割、年代別のスキンケア、朝と夜のスキンケアについて詳しく解説していきます。
これを読めば、あなたもスキンケアエキスパートになれるかもしれませんよ。

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スキンケアの基礎知識


スキンケアといっても、肌を守る、再生させる、キープする、美白に近づけるなど、その内容は単純なものではありません。
どういう肌になりたいのか目指す目標によっても、使うアイテムの数や種類も違ってきます。
なので、自分の目標に到達できる化粧品であり、自分の肌質に合った化粧品を見つけることが重要になってきます。

肌のターンオーバーって?

ターンオーバーという言葉は、一度は聞いたことがあると思います。ターンオーバーは「肌(表皮)の生まれ変わり」「肌(表皮)の新陳代謝」です。人間には誰でもターンオーバーは起こりますし、正しく機能するためにはなくてはならないものです。
まずは、ターンオーバーの仕組みを見ていきましょう。

【肌の構造①】

皮膚は上から「表皮」「真皮」「皮下組織」でできています。平均の厚みは、たったの2㎜です。
・表皮
一番外側の組織ですので、外部からの刺激などから体を防御する役割と表皮より下の組織を守る役割があります。
・真皮
組織の約7割が網目状のコラーゲン(肌のハリを保つ)からできていて、そのコラーゲンの構造を手助けするエラスチン(弾力性を保つ)、水分を含んだゼリー状のヒアルロン酸(肌の弾力性と水分を保つ)から成り立っています。
また、真皮には、毛細血管、皮脂腺や汗腺があり、肌の保湿や温度調整を担っています。
・皮下組織
皮下組織の成分はほとんどが脂肪です。よく聞くと思いますが、「皮下脂肪」と言われている部分です。
皮下脂肪と聞くとなんとなく、必要ないとか減らしたいというイメージですが、役割はとても重要で、保温や動脈からの栄養分と静脈からの老廃物のやり取りをしています。

【肌の構造②】

皮膚を大まかに説明しましたが、さらに表皮は4層に分かれています。なんと0.2㎜という薄さです。この0.2㎜が4層に分かれています。
上から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層から構成されています。それぞれ、「かくしつそう」「かりゅうそう」「ゆうきょくそう」「きていそう」といいます。
それぞれの役割を担いながら、細胞分裂を繰り返し、上へ上へ(表皮の方へ)新しい細胞を作り出し、表皮から古い細胞が剥がれ落ちていきます。
下から説明した方が分かりやすいと思いますので、基底層から解説します。
・基底層

いよいよ一番外側の細胞である角層です。表皮の一番下の基底層でできた細胞が角化しながら最後にこの角層まで運ばれて、角質細胞(垢)となって剥がれます。
日ごろ、目に見えて剥がれているところは気になりませんが、人は誰でもこのターンオーバーを繰り返します。
また、剥がれてしまう角質細胞、剥がれるというと要らないという印象ですが、実は、この角質細胞には外部の刺激から耐えるという大事な役割があるのです。
表皮は4層で0.2㎜といいましたが、その一番上の角層は、0.02㎜というとてつもない薄さです。この薄い細胞で外の刺激から守る役割と、内側の保湿などの役割の一端を担っているのです。
また、角層表面(皮膚表面)の皮脂と汗が混ざり合って、天然の保湿クリームとなり肌を守っているのです。
この角層は、約半分がセラミドから形成されている角質細胞間皮質と自然保湿因子NMFを含む水分で成り立っています。

保湿とUVケアで丈夫な皮膚を

「保湿とUVケアだけが美肌を作る」と仰っている医学博士もおられるくらいですから、美肌や健康的な肌を維持したいなら、保湿と紫外線対策は必須です。
保湿は肌に湿度を保たせるということですが、結構、保湿を勘違いしている人もいるようです。ひとつは、水分を与えることが保湿だと思っている人。もうひとつは、保湿の意味を理解せずに保湿をしている人です。
前者は、肌が乾燥した時にとりあえず化粧水やクリームなどで肌に水分を与えればいいと考えている人です。肌に水分だけを与えた時、その時は潤いますが、肌が露出している以上、必ず水分は蒸発していきますから、ほぼ保湿はされていない状態です。
化粧水をつけているのに、なぜか潤わない、すぐカサつく→乾燥肌と思っている人がいるようです。

後者は、保湿そのものの行為はしているものの、保湿しきれていないない人です。
保湿は、肌内に水分を閉じ込めるということです。
水分を与えた肌の表面に保湿クリームをぬって、水分を閉じ込めるということです。化粧水では足りないからクリームをつけているとか、化粧水とクリームのダブル効果という感じで、保湿の意味や方法を履き違えている人がいるようです。
水分補給と保湿の意味を理解して美肌を手に入れましょう。

自分の肌質を知ろう!

巷には多くの化粧品があります。有名なメーカーが出している化粧品やお店などが独自で開発して販売しているものなどです。料金もリーズナブルなものから高価なものまで本当に様々です。
これだけ多くの化粧品があるわけですから、必ずと言っていいほど、「あなたの肌に合う化粧品」はあるはずです。
肌に合う化粧品と言いましたが、人はそれぞれ肌質が違います。いつも乾燥している人、とにかく脂ギッシュな人、温度や状況によってその都度肌が影響を受ける人など。
なので、乾燥肌なのに脂を押さえる化粧品を使っても意味がありませんし、脂ギッシュなのに乾燥肌の化粧品を使っても意味がありません。
使う成分、金額、使った時の肌の感じなどをよく観察して、長く使える化粧品を選ぶようにしましょう。

基本的なスキンケアの仕方

家に帰ってメイクを何となく落としているとか、適当に顔を洗っているというのは美肌という観点から言えば、効果を見込めないかもしれません。美肌を得るためのスキンケアは、基本が大事です。
この基本がしっかりしていないと、化粧水も時間も無駄ですから、美肌になるための基本的なスキンケアを行っていきましょう。

スキンケア化粧品の役割

化粧品に種類があるということは、それぞれの化粧品には役割があるということです。これでいいか!というスキンケアでは、美肌を手に入れることはできません。洗顔から保湿までしっかりと行うことが重要です。
人と会う時や人に見られるのは、まず顔ですよね。女性なら肌の状態一つでメイクのノリの良し悪しが決まったりします。
なので、今から顔のスキンケアにクローズアップして解説したいと思います。

クレンジング

クレンジングは汚れを落とすための洗顔、メイクを落とすための洗顔ということですが、間違った方法で行っていると、逆に肌を傷つけてしまう場合があるので、正しいクレンジングを行いたいものです。
ちょっとここで、クレンジングの説明をする前に、美肌への近道としての鉄則ですが、メイクをして仕事や飲み会、デートなどをして帰って来た時に、そのまま寝てしまって、朝起きたら顔がカピカピなんてことありませんか?
これは絶対に避けたいことです。
寝る前には必ずクレンジングから保湿までをしっかり行うようにしましょう。

では、正しいクレンジングの方法を紹介いたします。

①清潔な手で始める

手が汚れていては、肌に汚れを付けるおそれもありますので、クレンジングに入る前には必ず手を洗いましょう。
そして、手は必ず拭くようにしましょう。水分が手に残っているとクレンジングの効果が発揮できない場合があります。

②適量の洗顔料を使う

洗顔料の泡分量は、多すぎず少なすぎず自分の肌面積に合った分量を使用します。

③優しく洗う

手のひらや指でこすって洗い落とすのではなく、泡で洗う感じで優しく洗います。ゴシゴシ洗うのは肌を傷つけるので×。

④洗う順序

洗う順序も大切です。まずは、脂分の多い鼻やおでこのTゾーンから洗います。次に、ほほ、あごを優しく洗います。

⑤お湯の温度は約30度で

冷たい水や暑いお湯は、肌に刺激を与えるので、泡をすすぐときのお湯の温度は、少しぬるいかな?(30度前後)で行いましょう。

⑥すすぎ残しの無いように

結構、あごや耳周りに肌荒れが起こる人の中に、すすぎ残しが原因の場合があります。すすぎ残しが無いように、しっかりと泡を落としましょう。

洗顔料

洗顔料にもいろいろと種類がありますので紹介いたします。
・クリームタイプ
チューブに入っているものが多く、しっとり感、さっぱり感と種類があります。このタイプは油分を3~4割含んでいるものが多いので、肌に油分が残りやすい傾向にあります。
・泡タイプ
だいたいポンプに入っていて、泡になって出てくる洗顔料です。泡なので優しく洗えますが、界面活性剤(水と油を混ざりやすくさせる成分)を含むものや泡を発生させるための発泡剤が入っている洗顔料もあり、肌に刺激を与えるおそれがありますので注意してください。
洗浄力や肌へのダメージは製品によっていろいろあります。
・ジェルタイプ
ジェルタイプは多くの 水分を含んでいるため、泡立ちはいいのですが、もっちりした泡をつくるのは大変です。洗浄力は強力で、洗い上がりはさっぱりしているタイプが多いです。脂ギッシュな肌の人に向いています。
・パウダータイプ
このタイプはパウダーだけでは洗えないので、洗うときに水と混ぜ合わせて使います。酵素や水に触れると活性化する成分を配合するため粉状になっています。洗浄力や肌へのダメージは製品によっていろいろあります。
・スクラブタイプ
スクラブ(粉末状の粒)が入っているので、肌表面の要らない角質や皮脂を取り除いてくれます。スクラブが入っているので肌への刺激が強く、傷めやすい傾向にあります。このタイプを使うときは、いつも以上にソフトに洗いましょう。
肌への刺激が強いので、肌の強い人向きです。乾燥肌や敏感肌、ニキビ肌にお人にはおすすめしません。
・泡が立たないタイプ
泡立たない洗顔料は、比較的洗浄力が弱めで汚れ落ちもいまひとつです。
その分、肌への刺激が少ないので、敏感肌、肌あれの人向きといえます。

化粧水

化粧水の役割りは肌に水分を与えることです。洗顔のときに水分を使用しているので別にその水分で補えているのでは?と思っている人もいるかもしれませんが、普通の水では肌に浸透していきません。
化粧水は肌へ水分を浸透させやすくする成分が含まれているので、使ったときに水よりもしっとりした感覚になります。

美容液

美容液は、美白肌になりたい、シワを目立たないようにしたい、シミや乾燥を防ぎたいなどのように、美容となる成分を肌の角質層に行き渡らせるという役割があります。化粧水は水分を補うことでしたが、こうしたいという目的に合わせて使用するのが美容液はです。
美容液を使う場合には、使用目的によって成分が違いますので、自分の肌質・目的に合った美容液を使いましょう。

乳液・クリーム

人の肌表面には皮脂膜というものがあり、これは汗と皮脂が混ざりあっているものです。この皮脂膜が肌を守る役目を果たしています。しかし、洗顔をした後などは、メイクや汚れと一緒に落とされてしまいます。
すなわち、肌を守ったり肌内の水分の蒸発を防ぐものが無くなってしまうということです。
なので、化粧水などで肌に水分を与えたときにそれを逃がさないために乳液やクリームをぬって、水分の蒸発を防ぐという役割りがあります。

年代別スキンケア

人は必ず年を重ねます。そして、年を重ねるごとに肌にハリがなくなってきたり、シワが目立ってきたり、シミやくすみが増えてきたりします。
なので、早いうちからのスキンケア対策が必要ですし、年齢に合わせたスキンケアが必要になってきます。

20代

20代はまだまだ肌にハリがある年代ですが、就職などをしてメイクをする機会も増えてくる年代です。
この年代は、興味も手伝って、香水や過度のメイクによって肌荒れを起こす危険性も高い年代です。この時期に正しいスキンケアをしていないと、30代・40代となるにつれて、健康な肌を維持することが難しくなってきます。
正しいスキンケアを学んで、30代以降になっても健康な肌を維持しましょう。

30代

やはり20代のころの様に肌のハリ、シミ、シワなどの肌の衰えが少しずつ肌表面に出てきます。ホルモンのバランスも乱れる年代ですので、その影響も肌に出始めます。
20代のころは、さほど気にしてなかった紫外線、気温、メイク用品などの刺激に対して肌が敏感になり、様々な肌トラブルに対応する機会が増えてきます。
今まで以上に食生活、睡眠など規則正しい生活を第一に考えていかなければいけない年代です。洗顔はもちろんのこと、保湿やUVカット、抗酸化作用の高いビタミンCなどを摂取するようにして、内面から肌を守る対策をしていきましょう。

40代

40代に入ると、さらに刺激に敏感になり、保湿力が衰えてきます。同じく肌のターンオーバー機能も衰えてきます。生理不順などでホルモンのバランスが大きく崩れがちになります。様々な影響から肌の衰えを感じるようになり、繊維芽細胞で作られるコラーゲンやヒアルロン酸の量は減ってきますので、顔のハリやくすみなどが目立つようになります。
40代は、顔の筋肉のトレーニングやサプリなど食事以外での栄養を補うなどをしていかなければなりません。
時には、美容クリニックなどでピーリングやレーザー治療を行うのも若々しい肌を保つのに一つの対策です。
特にこの年代は、スキンケアやエイジング対策をしている人としていない人で、大きく差が出てきます。

洗顔の仕方と注意点

基本的に時間はいつであっても洗顔は必要ですが、その時の肌の状況に合わせた洗顔方法が重要になってきます。朝はメイクをしてませんし、夜はメイクをしていたり外気に触れて帰ってきたりするので、朝と夜では肌の状態も違うはずです。
状況に応じた洗顔を心がけましょう。

朝洗顔の仕方

人の肌表面には皮脂がありますが、その名の通り皮脂は脂(油)です。朝起きた時でもその皮脂は肌表面に存在しています。
寝ている間に汗をかき、汗をかいた後の皮脂は、汗と肌表面の成分が混ざり合い、変性皮脂と呼ばれる皮膚にとっては良くないものに変わります。
朝でも洗顔をして皮脂を落とした方が良いのですが、油分の入ったメイクなどは普通の水だけでは落ちにくいことでも分かるように、皮脂も普通の水だけでは落ちにくいのです。
なので、朝も洗顔料を使って正しい洗顔をするようにしましょう。ただし、皮脂が比較的多い鼻やおでこは洗顔料を使っても良いですが、目の周りや頬など、あまり皮脂の分泌がない箇所は、洗顔料を使うと肌荒れや乾燥の原因になることがあるので、そういった部分は水やぬるま湯で洗う方が良いでしょう。
また、もともと全体的に皮脂量が少ない人は、洗顔料を使わずに洗顔をした方が良い場合もあります。自分の肌質や状態を見て洗顔するようにしましょう。

夜のスキンケアの仕方

夜の肌は日中に外気に触れていることが多いので、排気ガスや紫外線の影響を受けています。そして、メイクをしていれば、その刺激も一日中受けていることになり、朝より汚れている状態ですから、朝よりもしっかり落とすということと、正しい洗顔方法が重要になります。
詳しくは、「美肌を手に入れよう」にて解説していますのでご覧ください。

肌のコンディションに注意しよう

美肌や健康な肌を維持するためには、正しい洗顔方法が重要なのですが、それと同じように、その時々の肌のコンディションを考慮しながら洗顔することも大切です。肌のコンディションによって、いつも使っている化粧品(成分)が合わない場合もありますから、今日は皮脂が多い、今日は乾燥してるなど、その時々の肌の状態にも注意して洗顔をするようにしましょう。

洗いすぎとこすりすぎは要注意

正しい洗顔方法の一つに、「やさしく洗う」というものがあります。メイクや汚れを落とすのに手のひらでゴシゴシ洗うのは、肌に刺激を与えますので、必ず洗顔料で肌を洗うという感覚で洗顔するようにしましょう。

まとめ

皮脂の構造からスキンケア化粧品の役割り、年代別のスキンケア方法を見てきました。これであなたも正しいスキンケアの方法が理解できたと思います。
自分の肌質、状態を考慮し、年齢やその時々に見合った化粧品を使うようにして、いつまでも若々しい肌を保ちましょう


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