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晩婚は幸せか?晩婚化の原因と晩婚のメリット・デメリット

日本は今、晩婚化が進んでいると言われています。

晩婚化や独身男女の増加には、女性の社会進出や社会の結婚に対する考え方・風潮の変化が影響しているとされています。

結婚や出産に非積極的な方も増えつつあり、晩婚や独身男女の増加は少子化の要因の一つともされています。

人生の選択肢の多様性が増すのはは素晴らしいことですし、幸せに対する考え方は自由ですが、どういった選択肢にはどういったメリット・デメリットがあるのかをしっかりと知っておくことは非常に重要です。

今回は晩婚の原因やメリット、デメリットについてご紹介致します。

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晩婚とは

晩婚

それでははじめに「晩婚」の定義をご紹介致しましょう。

結婚適齢期を過ぎてからの結婚のこと

晩婚とは文字とおり、結婚適齢期を過ぎてからの結婚のことです。大正や昭和の初期には10代後半より23、24才くらいで結婚していたものですが、近年はその年令で結婚するのは早婚だと思われています。

現代の結婚適齢期は遅く、25才くらいから30代前半だと思われています。実際に2010年の平均で、男性が31才、女性は29才となっています。しかし、巷を見回すと男女ともに30代、40代でも結婚していない人も多いです。

晩婚化が進む3つの理由

それでは、どうしてこんなに晩婚化が進んでしまうのでしょうか?その理由をご紹介します。

1.女性の社会進出

晩婚化の理由のひとつとして、最も考えられるのが「女性の社会進出」です。もともと日本では女性は家を守るのが役割であると考えられていました。

それが、1980年代頃から、女性でも大学を卒業し社会に出て働くのが当たり前と考えられてきたのです。

日中に勤務すると当然のことながら、肉体的にも精神的にも疲れますし、恋愛や婚活、妊活などにかつてほど時間をかけなくなります。また、女性もより自立するようになり、より結婚などの優先順位が低くなります。

2.低所得の男性の増加

晩婚化の原因のひとつに低所得の男性の増加があります。かつては、男性ならば正社員なのが当たり前でしたが、長引く景気の低迷に伴い、今や正社員でも生き残りをかける時代になってしまいました。

会社はどうにか生き残りをかけてリストラや正社員の代わりに派遣社員の採用を優先する時代です。

そのために新卒から派遣社員で働いている男性もいます。ボーナスや退職金のない派遣社員は正写真に比べて半額程度、あるいはそれ以下の年収です。これではとても結婚できませんし、結婚する気持ちも湧いてこないというのが実情です。

3.周囲との人付き合いの希薄化

プライベートがより優先される時代になりつつあり、近年ではオフィス内でも人付き合いが希薄化しています。ただでさえ希薄な人間関係なのに、顔が見えないオフィスのパティーションがそれに拍車をかけています。

加えてネットですべて完結してしまうような社会も、人付き合いの必要性を感じさせませんので、ますます生身の人間との接触を遠ざけています。

世間の一部にはまだ、理想の結婚相手は高年収、高身長、高学歴の理想があるとされていますが、徐々に時代は変わり、いまや4低「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」が次世代のモテ男だと言われています。

4.独身でも暮らしやすい世の中になった

ちょっと回りを見回してみると、巷に独身さんが溢れています。中にはバツイチやバツニを経験して独身に戻った人も珍しくありません。

それだけに「独身であっても目立たない」「とやかく言われない」世界になってしまったのも、晩婚化に拍車をかけています。また、昔のように、近所の噂になることも少ないので、独身であってもとやかく言われたり、相手を世話してあげようと名乗り出てくる人もいません。

これはとてもありがたいシステムだったのかも知れませんが、現代ではすでに過去の遺物となっています。

晩婚の4つのメリット

晩婚、シニア

それでは、晩婚のメリットをご紹介致しましょう。いったいどんなメリットがあるのでしょうか?

1.結婚相手をじっくり見定めることができる

30代、40代以上で独身なら、いままでにひとつやふたつの恋、あるいはそれ以上の恋愛を経験されてきたことでしょう。それゆえに「相手を見る目」が若い方に比べて肥えています。

自分に合う人はこんな人、と自分で十分わかっていますので、そのような相手さえ見つかれば比較的マッチングはスムーズです。

また、たくさんの人を見てきましたので、相手に求める素敵なところ、嫌なところもはっきり見定めています。若い頃と違い、「これだけは譲れない」と意見がはっきりしています。

2.結婚後も金銭的に余裕のある生活が送れる

一般的に40代、50代になると管理職についている方が多く、社会的地位も大分高くなっておりそれなりの財産もあるでしょう。それゆえに包容力もあり、相手を養うこともできます。若い頃と違い、2人で共働きしなければ余裕がないということもなく、毎日を暮らすことができます。

3.精神的に余裕がある

年を重ねると性格的にも穏やかになりますし、若いころのようにガツガツし過ぎなくなります。

また、金銭的余裕も心のゆとりも生み、相手を真正面から受け入れる余裕が非常にできてきます。あなたが女性であったなら、まるで包み込まれるような包容力や大人の魅力を感じることでしょう。

4.独身時代に未練がない

お互いに長い独身を謳歌してきて、ようやく待ち望んでいた結婚です。独身時代はもう結構、こんどは結婚生活が体験したいとお互いに思っているはずです。しかし、やはり独身時代が長かっただけに同じ屋根の下に人がいる違和感も否定はできません。

晩婚の4つのデメリット

それでは晩婚のデメリットについてご紹介致します。

1.不妊のリスクが高まる

最近では、40代で妊娠、出産するケースも増えてきましたが、やはり高齢で出産するのはリスクがありますし、不妊のリスクも高まります。統計的には40代前半の不妊率が30%弱だと言われています。

不妊だと治療をしなければならないですが、そのための費用や時間もばかりになりません。若い時の妊娠ならば、こんなに時間がかからなかったでしょうに、と高齢ゆえの不妊を恨めしく思うこともあります。

2.高齢出産のリスクがある

高齢で出産する際、母子に様々なリスクがあります。高齢であればダウン症児が生まれてくる可能性が高くなったり流産のリスクが高まってしまうことが分かっており、妊活される際はこういったことをしっかりと知っておく必要があります。

3.親の介護と育児の2重負担

40才前半で妊娠、出産をすると、両親は70代に差し掛かります。

病気がちだったりお体の調子が良くない両親であれば、病院や買い物の付き添いなど、いろいろな場面であなたの力が必要とされます。子供はまだ手がかかる年齢で、同時に親の介護も必要、という状況になります。

もしそれが厳しいと感じるのであれば、両親の介護が要らない年齢で子供を産むほうが理想的でしょう。

4.若いママ友と打ち解けられるか

近頃は晩婚も増えていますが、10代や20代前半で結婚する方も多くいます。こういった方は若いながら早くしてお母さんになります。

一方、高齢出産で子供を産んだ場合、20代前半のような若いママ友と果たして打ち解けられるでしょうか?20代前半といえばいわゆる「ゆとり世代」で、様々な価値観の違い・ジェネレーションギャップがある若いママ友と打ち解ける必要があるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「晩婚」についてメリットとデメリットをご紹介致しました。近年では女性の社会進出をはじめ、所得の問題、コミニュケーションの問題などにより晩婚化は進んでいます。

晩婚については、相手をじっくり見定めることができたり、金銭的に余裕がある結婚生活が遅れるなど、晩婚ならではのメリットもありますが、不妊、高齢出産のリスク、親の介護と子育ての二重苦といった問題も見逃せません。

こうしたメリットやデメリットを踏まえた上でじっくりと人生選択をしましょう。

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